the oita blues thing 5 [ライブレポート]

 今回のライヴレポートは、去年の12月28日に大分市内にあるライヴバー「ねいろや」で行われましたAcoustic Blues Nightの模様をお届けします。
出演はBig Mouse Papaこと私、スガと大分で活躍されているソロブルーズマンの方々2組で行われました、年末のしかもブルーズでアコースティックだけのイベントという事もありお客の入りが心配されましたが、予想以上の入りでマスターも満足されてるようでした(笑)
 Big Mouse Papaの出演は2番目で、今回のライヴではGのオープン・チューニングのみというスタイルで殆どの曲をスライドで演奏しました(2カポでオープンAにもしましたが(汗))
 1曲目はBig Mouse Papaとしては初披露のBig Bill BroonzyのTroublu In Mind、こ曲はライヴの前日にレパートリーに入れた曲で、アレンジなどは殆ど考えずラフな感じでやれました、続いてBig Mouse Papaのto Blues、この曲は自分のブルーズに対する思いを断片的に繋げた曲で、久々にギターを弾きながらハープも使って演奏しました。
 そして最近のライヴでの定番曲になったRobert JohnsonのLove In Vain、以前まではレギュラー・チューニングで演奏していましたが、最近ではオープン・チューニングでのノン・スライド奏法というラクを覚えました(笑)。そしてMCで必ずグラマラスな女性とグラマラスな車の比喩表現のくだりで始めるRobert JohnsonのTerraplane Blues、この曲は2カポでオープンAにします。この曲をライヴで演るのは3度めですが、なかなか納得のいく演奏が出来ません、気分だけはしっかりRobert Johnsonなんですが…日々精進だと毎回思い知らされます。
この辺で私はすでに汗だく状態だったのですが渋めのナンバーが多すぎたのか、お客の反応はイマイチ(涙)、ここはノリの良い曲をと思いライヴで演ったことも無い、これまたRobert JhonsonのStop Breaking Downなども飛び出しましたが、結局事態は変わらず(笑)それならと、私がブルーズを聴いて最も衝撃を受けたブルーズマン、Son HouseのナンバーPearlineで更にデルタ・ブルーズの世界へ、そしてBig Mouse Papa Blues Bandでは定番のナンバーをハープも使って大幅にアレンジしたElmoer JamesのIt Hurts Me Toを披露、重々しいブルーズナンバーが続き、最後の止めはデルタ・ブルーズの真骨頂ともいえるナンバーWalking Bluesで幕を閉じました。
 イベントの最後には出演者3人でセッションをしてイベントを締めくくり、出演者同士の交流もできました、特に今回のイベントのトリを飾られたマツイさんがセッションで聴かせたSky Is Cryingは正直、自分のブルーズでは太刀打ち出来ない程のパワーがあり、ブルーズは深いな~と更に考えさせられました。
 Big Mouse Papaとしてライヴを重ねるたびにまだまだ未熟だと思わされますが、こんな自分の為にライヴへいつも足を運んでくれる皆とMojo Recordの仲間に心から感謝します。
次のBig Mouse Papaのライヴは未定ですが、また頑張って自分なりのブルーズをプレイしますので是非ライヴへお越し下さい。<須賀>


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